オカルトから発想する気鋭、久保ガエタンがルーツを探る個展開催
久保ガエタン 家の海 2016 Courtesy of the artist and Kodama Gallery

オカルトから発想する気鋭、久保ガエタンがルーツを探る個展開催

東京・天王洲の児玉画廊にて、久保ガエタンによる個展「僕の体が僕の実験室です。あるいはそれを地球偶然管理局と呼ぶ。」が開催される。会期は2017年1月21日〜3月4日。


 1988年生まれの久保ガエタンは、さまざまなイデオロギーのなかで「オカルト」とされる理論や現象をテーマに活動を展開する気鋭のアーティスト。「正しさ」の曖昧性を象徴する存在でもある「異論」としてのオカルトに着目し、リサーチにもとづく作品を制作してきた。

 本展では、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京・初台)で今年5〜8月に開催された個展「破壊始建設/Research & Destroy」のために実施した、自身のルーツについてのリサーチプロジェクトを発展させてインスタレーション作品を発表。「海(塩)」「カブトガニとイルカ」、アメリカの脳科学者であるジョン・C・リリーの「感覚遮断装置」といった、リサーチで見出したキーワードをもとに構成する。

 展覧会タイトルの「僕の体が僕の実験室です。あるいはそれを地球偶然管理局と呼ぶ。」とは、著名な脳科学者でありながら、常軌を逸した怪説をも唱えたジョン・C・リリーの発言や主張に由来する。曽祖父と父がカブトガニの剥製をつくった記憶から、20世紀の科学者による研究に至るまで、枝分かれしながらも相互につながりをもつ、自身のマインドマップを具現化する試みだ。

久保ガエタン「僕の体が僕の実験室です。あるいはそれを地球偶然管理局と呼ぶ。」
会期:2017年1月21日〜3月4日
会場:児玉画廊|天王洲
住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3階
電話番号:03-6433-1563
開館時間:火〜木・土 11:00〜18:00、金 11:00〜20:00
休館日:日、月、祝
URL:www.KodamaGallery.com
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