現代美術と考古・歴史資料で「思考」深める企画展、芦屋で開催
伊藤存 《むかしからこれまで》より 2015 映像インスタレーション 作家蔵 撮影=表恒匡 [参考図版]

現代美術と考古・歴史資料で「思考」深める企画展、芦屋で開催

現代美術作品と考古・歴史資料によって「思考」について考える展覧会「この世界の在り方 思考/芸術」が、芦屋市立美術博物館で2017年2月12日まで開催されている。本展は河口龍夫、伊藤存、小沢裕子、前谷康太郎の出品作品のほか、同館コレクションで構成される。


 現実とは、見えているものだけではなく見えていない世界も存在している、という見解のもと、本展では、見える事実とその向こう側にある真実を気付かせ、「この世界」のとらえ方を再考する手がかりとなる作品を展示する。

 見えるものと見えないものの関係性をテーマに、1960年代から国内外で活躍する河口龍夫、刺繍作品をはじめとして、アニメーションや小さな立体制作にも力を入れている伊藤存、映像や文字や音のズレから意識の焦点を揺り動かす小沢裕子、自然光や電灯などあらゆる光を収集し、それらを構成要素とする映像作品を発表する前谷康太郎といった、年代も分野も異なる4作家が本展のために制作した作品を発表。

 各作家の新作や、新たに構成されたインスタレーション作品とあわせて、同館所蔵の小杉武久や管野聖子の美術作品、また、ナウマン象の歯の化石や土器といった考古・歴史資料が展示され、「思考」についての再考と「この世界」を考察する。

art trip vol.02 この世界の在り方 思考/芸術
会期:2016年12月10日〜2017年2月12日
会場:芦屋市立美術博物館
住所:兵庫県芦屋市伊勢町12-25
電話番号:0797-38-5432
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月休(1月9日は開館、1月10日は休館)、12月28日〜1月4日
入館料:一般 600円 / 大高生 500円 / 中学生以下 無料
URL:http://ashiya-museum.jp/


【関連イベント】
・ライブパフォーマンス
日時:1月9日 16:00〜17:00(予定)
出演:山/抽象版、小沢裕子(美術家)
会場:体験学習室
定員:80名
参加費:無料(ただし要観覧券)

・対談「河口龍夫/思考と芸術をめぐって」
日時:1月28日 14:00〜15:30
講師:河口龍夫(美術家)、柳原正樹(京都国立近代美術館長)
会場:講義室
定員:60名
参加費:無料(ただし要観覧券)

・上映会/前谷康太郎作品
日時:2月4日 15:00-16:00
講師:前谷康太郎(映像作家)
会場:講義室
定員:60名
参加費:無料(ただし要観覧券)

・ギャラリー・トーク
日時:12月24日、1月21日 両日とも14:00〜
参加費:無料(ただし要観覧券)
※全て申し込み不要。直接会場へお越しください。
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