ICCでライゾマとアート+コム展 東西のメディアアートが共演
真鍋大度+石橋素 rate-shadow 2016(参考図版、パリ日本文化会館「創意のランドスケープ」展展示風景) Photo by Motoi Ishibashi(Rhizomatiks Reasearch)

ICCでライゾマとアート+コム展 東西のメディアアートが共演

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東京・初台)にて、ともにテクノロジーを用いた表現活動に取り組んできた、アート+コムとライゾマティクスリサーチによる展覧会「光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』」が開催される。会期は1月14日〜3月20日。


 ドイツを拠点に活動する「アート+コム(ART+COM)」は、ビジネスや科学研究などの分野において、デジタルメディアを用いたインスタレーションや空間の設計・開発を手がけてきた組織だ。また、株式会社ライゾマティクスが設立10周年を迎えた今年、真鍋大度と石橋素が主宰する部門として同社内に新設された「ライゾマティクスリサーチ」は、さまざまなクリエイターとコラボレーションしながら、研究開発分野と関係の深いプロジェクトに取り組んでいる。

 1988年に設立されたアート+コムと、2002年に活動を開始し2006年に株式会社となったライゾマティクスは世代こそ異なるものの、ともにアーティストやデザイナー、プログラマーといった多様な領域の専門家で構成され、リサーチにもとづいてアートやエンターテインメントとテクノロジーをつなぐ活動を行っている。本展では「ポエティクス(詩学)」「ストラクチャー(構造)」をキーワードに、両者が手がけたメディアアートを展示する。

 アート+コムが展示するのは、天井から吊られたオブジェクトが光と音楽に合わせてダンスのように動く《RGB|CMYK Kinetic》。20世紀の前衛芸術における「美術、音楽、舞踊の融合」の概念を、現代のデジタル技術によってアップデートするというコンセプトで2015年に発表された同名作品を、発展させて発表する。一方、ライゾマティクスリサーチは、ダンスユニット「ELEVENPLAY」とともに取り組んできたプロジェクトにもとづき、仮想世界と実世界のオブジェクトが共存する世界をつくり出す、本展のために構想された新作を発表する。

アート+コム/ライゾマティクスリサーチ
光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」
会期:2017年1月14日〜3月20日
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
電話番号:0120-144-199(フリーダイヤル)
開館時間:11:00〜18:00(金・土は〜20:00、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月、保守点検日(2月12日)
入館料:一般・大学生 500円 / 高校生以下無料
URL:http://www.ntticc.or.jp/

12月17日発売の『美術手帖』2017年1月号は「ライゾマティクス」特集!

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