「ヒールレスシューズ」の舘鼻則孝、岡本太郎記念館で展覧会開催
舘鼻則孝ポートレート Photo by Noritaka Tatehana ©NORITAKA TATEHANA, 2016

「ヒールレスシューズ」の舘鼻則孝、岡本太郎記念館で展覧会開催

東京・南青山の岡本太郎記念館で、舘鼻則孝による個展「呪力の美学」が開催されている。本展のために制作された新作などで構成。会期は2017年3月5日まで。


 舘鼻則孝は、国内外でアーティスト、ファッションデザイナーとして活動する。高校時代からファッションデザイナーを志して東京藝術大学に進学して染織を学び、遊女に関する文化研究を行いながら着物や下駄を制作。2010年、花魁の下駄から着想を得て卒業制作として発表した「ヒールレスシューズ」をレディー・ガガが着用し、話題となった。伝統工芸の領域でも活動し、2016年3月にはパリのカルティエ現代美術財団で人形浄瑠璃文楽の公演『TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge』の監督を務めた。

 本展では、「ヒールレスシューズ」シリーズなどの新作を発表。舘鼻にとって「孤高の存在」である岡本太郎にインスパイアされて制作した、「自分自身に"マジナイ"をかけ外界からの理解を拒んだ作品群」と語る。また、自身の骸骨を鋳造彫刻とした「Traces of a Continuing History」シリーズの一部も展示される。

 太郎が幼少期を過ごした地に建てられた岡本太郎記念館の建物は、1954年から太郎が亡くなる96年まで、アトリエ兼住居として使用されていた。ル・コルビュジエの弟子であった坂倉準三が手がけた、ブロック壁や凸レンズ形が屋根がユニークな建築にも注目だ。

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舘鼻則孝 Homage to Taro Series : Heel-less Shoes "Sun" 2016 Photo by Noritaka Tatehana © NORITAKA TATEHANA,2016
舘鼻則孝「呪力の美学」
会期:2016年11月3日~2017年3月5日
会場:岡本太郎記念館
住所:東京都港区南青山6-1-19
電話番号:03-3406-0801
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:火(祝なら開館)、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:一般 620円 / 小学生 310円
URL:http://www.taro-okamoto.or.jp/
【関連イベント】
・アーティストトーク
日時:2016年12月14日 19:00〜 山口桂(Christie's New York)×舘鼻則孝
   2017年1月13日 19:00〜 平野暁臣(岡本太郎記念館館長)×舘鼻則孝
申し込み:サイトを参照

・スタジオスタッフによるギャラリートーク
日時:12月16日 14:00〜
   1月20日 14:00〜
   2月17日 14:00〜
申し込み:不要
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