窓とカメラオブスキュラ TARONASUでホンマタカシ個展
ホンマタカシ mount FUJI #1  2016 © Takashi Homma Courtesy of TARO NASU

窓とカメラオブスキュラ TARONASUでホンマタカシ個展

TARO NASU(東京・馬喰町)で11月18日から、写真家・ホンマタカシの個展が開催される。窓と「カメラオブスキュラ」への関心をテーマとした作品を発表。


 ホンマタカシは、90年代の東京の光景を写しとった「東京郊外 TOKYO SUBURBIA」シリーズなど、独特の距離感で風景や人々をとらえた作品で知られる写真家。ほかに雑誌や広告、ドキュメンタリー映像作品も手がけるなど、幅広く活動している。

 本展で展示されるのは、ピンホールカメラの原理でもある「カメラオブスキュラ」、そして建築物の「窓」への関心を出発点とする作品群だ。ラテン語で「暗い部屋」を意味するカメラオブスキュラとは、穴から暗い室内に入り込んだ光線が、壁に逆さの像を結ぶ現象を指す。ホンマは2013年より、建物の一部屋をまるごとピンホールカメラに見立て、建物の窓をシャッターレンズとして撮影する「Pinhole」シリーズに取り組んできた。

「都市で都市を撮る」ピンホールのシリーズと、窓によって外光をフレーミングするシリーズは、都市構造としての窓を使って「風景を切り取る」という共通点を持ち、改めて私たちの「見る」行為、そして「写真とは何か」を問いかける。

ホンマタカシ「Various camera obscura studies - inprogress」
会期:2016年11月18日~12月24日
会場:TARO NASU
住所:東京都千代田区東神田1丁目2-11
電話番号:03-5856-5713
開館時間:10:00~18:00
休館日:日、月、祝
URL:http://www.taronasugallery.com/
次の10件を表示