「眠る」彫刻を体験! 西尾康之が山本現代で新作発表 
西尾康之 R E M (Rapid Eye Movement) 2016 参考画像 ©Yasuyuki NISHIO Courtesy of YAMAMOTO GENDAI

「眠る」彫刻を体験! 西尾康之が山本現代で新作発表 

東京・品川の山本現代にて、10月29日〜12月3日に西尾康之による個展「R E M (Rapid Eye Movement)」が開催される。ヘッドマウントディスプレイを用いて鑑賞する、新作の「彫刻作品」を発表。


 1967年生まれの西尾康之は、死や虚無に対する恐怖心と、生に対する意思をテーマとして、彫刻や絵画を制作。これまで死体や巨大な女性をモチーフとした作品、現代における「幽霊画」のシリーズ、粘土を手でくぼませることで雌型をつくり鋳造によって制作される彫刻作品などを発表してきた。

 4年ぶりの個展となる本展では、3DCG技術を用いた新たな「彫刻」を発表。観客は、ヘッドマウントディスプレイを使用して作品を鑑賞する。アニメーションを使ってつくり出される一見古典的な横たわる群像は、呼吸をし、閉じた瞼の内側で目を動かす「眠る彫刻」。自らの活動の根底には「存在不安」があるという西尾は、浅い眠りであるレム睡眠を「存在と虚無の狭間」ととらえ、本作を構想したという。

 視覚を仮想世界に奪われた観客を厳重に保護する、板渡しの鑑賞空間も作家によるもの。最新の技術を使った、新しい「彫刻」を体験できる展覧会だ。体験型作品は13歳以上が対象。

西尾康之「R E M (Rapid Eye Movement)」
会期:2016年10月29日〜12月3日
会場:山本現代
住所:東京都品川区東品川1-33-10 3階
電話番号:03-6433-2988
開館時間:11:00~18:00(金は20:00まで)
休館日:日、月、祝
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