関西拠点の美術家集団「プレイ」が国立国際美術館で個展開催 
プレイ 雷7 1983年7月16日~9月11日 記録写真 京都府相楽郡和束町鷲峰山山頂下 撮影者不明 © THE PLAY

関西拠点の美術家集団「プレイ」が国立国際美術館で個展開催 

1967年より関西を拠点として活動してきた美術家集団・プレイによる、美術館では初となる個展「THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」が、大阪の国立国際美術館で10月22日より開催されている。「行為」に着眼してユニークな活動を展開してきたプレイの、50年以上にわたる軌跡をたどる企画だ。


 プレイは、かたちに残るものを「つくる」のではなく「体験する」ことをモットーとする美術家集団。中心となるのは池水慶一、小林愼一、鈴木芳伸、二井清治、三喜徹雄の5人だが、メンバーは流動的で、これまで活動に参加した人の数は100を超える。

 50年以上にわたり、一貫して作品としての「行為」に取り組み続けてきたプレイ。京都から大阪へ羊を連れて旅をする、塔を建てて雷が落ちるのを10年間待ち続ける、発泡スチロール製のイカダで川下りをするなど、自然のなかでの人間の営みに関心を寄せ、自分たちの手で日常と非日常をつなぐ体験を計画・実行・報告してきた。

 活動の性質上、これまでの展示はアーカイブが中心だった。本展では、記録映像や音声といった未公開資料の展示に加え、1977年から10年間取り組んだ作品《雷》のために建設された巨大な塔の復元など、初の試みを通じてその活動のスケールを体感することができる。

THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ
会期:2016年10月22日~2017年1月15日
会場:国立国際美術館 地下2階展示室
住所:大阪市北区中之島 4-2-55
電話番号:06-6447-4680
開館時間:10:00〜17:00(金・土は〜20:00、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月(ただし、1月9日は開館し翌日休館)
入館料:一般 430円 / 大学生 130円 / 高校生以下・18歳未満、65歳以上無料
※毎週金曜日 19:00~20:00、毎週土曜日 17:00~20:00は観覧料無料
URL:http://www.nmao.go.jp/

【関連イベント】
アーティスト・トーク
日時:10月23日 14:00〜
会場:国立国際美術館 地下2階展示室
参加料:無料(要観覧券)

シンポジウム「芸術の(再)歴史化:作品と資料体のあいだで」
日時:10月29日 13:00〜
会場:国立国際美術館 地下 1 階講堂
参加料:無料
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ギャラリー・トーク
日時:11月12日 19:00~ / 2017年1月13日 19:00~ / 12月17日 14:00~ / 2017年1月14日 14:00~
会場:国立国際美術館 地下2階展示室
参加料:無料(要観覧券)
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