「もういちど、はじめましてスヌーピー。」展 内覧会レポート!
アストロノーツ・スヌーピー フィギュア 1969年  © Peanuts Worldwide LLC

「もういちど、はじめましてスヌーピー。」展 内覧会レポート!

東京・六本木のスヌーピーミュージアムで明日、第2回展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー。」が開幕する。世界中の誰もが知っている身近な存在。でも、1万話以上にものぼる原作『ピーナッツ』のなかで、どのように生まれて、人気者になっていったのか。知っているようで知らないスヌーピーのことを、原画やヴィンテージグッズ、新作の映像などふんだんな出品作で紹介する展覧会だ。


誕生は1950年。はじめは犬らしく、4本足で歩いていた。

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『ピーナッツ』1953年9月9日、原画展示 © Peanuts Worldwide LLC

 スヌーピーの誕生は1950年。新聞連載コミック『ピーナッツ』のなかから生まれた。ギャラリーコーナーでは、作者のチャールズ M. シュルツがスヌーピーを思いついた誕生前のエピソードから、連載中50年の間に外見や内面的にも大きな変遷を遂げる様子を原画や映像で紹介。1950年代のスヌーピー「Early SNOOPY」のコーナーでは、子犬らしい愛らしさにあふれていた初期のスヌーピーに貴重な原画を通して出会うことができる。

A to Zで知るスヌーピーの多様な姿

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『ピーナッツ』1954年6月22日、原画展示 © Peanuts Worldwide LLC

 スヌーピーは変身が大得意。犬小屋の上でタイプライターを打つ「小説王」、サングラス姿の「ジョー・クール」、追撃王「フライング・エース」、世界的に有名な弁護士、外科医、動物のモノマネ......。AからZまで26種類の注目したいスヌーピーをピックアップしたコーナーでは、犬であることに飽き足らなくなったスヌーピーが、多様な変身を楽しむ姿が紹介される。

貴重なスケッチや、初期のヴィンテージグッズも登場

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クリスマスオーナメント 1975〜82 ディターミンド・プロダクションズ © Peanuts Worldwide LLC

 原作『ピーナッツ』だけでなく、グッズとしても愛されたスヌーピーの、1950年代〜80年代のヴィンテージグッズも多数来日。冒頭で紹介した「アストロノーツ・スヌーピー」は、NASAの公式マスコットとしてアポロ号で月にまで行った「初のビーグル犬」として注目された1969年に発売されたフィギュアだ。 ほかに、チャールズ M. シュルツが書き残したスケッチなどの資料も公開。誕生から半世紀以上経っても愛され続けるスヌーピーの、創作の背景に触れることができる展示になっている。

 『美術手帖』11月号増刊(10月5日発売)では「スヌーピー」を特集。スヌーピーの魅力のひみつに迫る特集、あわせてぜひ手にとってほしい。

スヌーピーミュージアム第2回展覧会
「もういちど、はじめましてスヌーピー。」
会期:2016年10月8日~2017年4月9日
会場:スヌーピーミュージアム
住所:東京都港区六本木 5-6-20
開館時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)
入館料:前売券 一般 1800円/大学生 1200円/中高生 800円/4歳~小学生 400円
    当日券 一般 2000円/大学生 1400円/中高生 1000円/4歳~小学生 600円
    ※前売券はローソンチケットにて販売。
    ※当日券は前売券の販売状況に余裕がある場合にミュージアムで販売。
URL:http://www.snoopymuseum.tokyo/
編集:美術手帖編集部
出版社:美術出版社
判型:A5判
刊行:2016年10月5日
価格:1620円(税込み)
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