葉山の住宅遺産でホセイン・ゴルバが「時間の彫刻」を展示
本展会場である加地邸(神奈川)の夕景 Photo by workshopSA

葉山の住宅遺産でホセイン・ゴルバが「時間の彫刻」を展示

神奈川県葉山町の「加地邸」にて、イランのアーティスト、ホセイン・ゴルバによる展覧会「時を彫る2016」が開催される。会期は10月8日~23日の土・日・祝日。


 ホセイン・ゴルバは、1956年イラン出身のアーティスト。「差異は価値である」というテーマのもと、絵画やインスタレーション、パフォーマンス、そして彫刻などを幅広く手がけてきた。2008年には滞在制作を行った縁で山口県宇部市に50点以上の作品を寄贈し、09年には別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」に参加するなど、日本にもゆかりの深いアーティストだ。

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ホセイン・ゴルバ 接ぎ木 2015 本、布 33×47×1.1cm

 本展の会場は、フランク・ロイド・ライトの弟子の遠藤新によって1928年に建てられたモダニズム期の住宅建築、神奈川県葉山町の「加地邸」。通常は非公開の貴重な建築で、これまでヨーロッパを中心に発表してきた「時間の彫刻」シリーズを展示する。「建物の内と外における光の佇まい」に着目し、その魅力を生かした作品を制作するという。

 期間中に開催されるトークイベントでゴルバとともに登壇する、神奈川県立近代美術館長の水沢勉は、素材の持つ記憶や歴史を重視するゴルバの作品について「それが置かれる場そのものに宿る時間とも交錯し、(中略)文化が織りなす時空間の複合体を現出させる」と述べ、モダニズム建築とのコラボレーションに期待を寄せる。期間中、土・日・祝日のみの開館。

ホセイン・ゴルバ「時を彫る 2016」
会期:2016年10月8日〜23日の土・日・祝日
会場:加地邸
住所:神奈川県葉山町一色1706 逗子駅・新逗子駅より京急バス「旧役場前」下車セブンイレブン正面の道入ル(徒歩3分)
電話番号:03-3721-1044
開館時間:11:00~16:00(最終入場15:30。ただし10月9日は14:00に閉邸)
入館料:一般 1000円 / 学生 500円
問い合わせ:kachitei.info@gmail.com

【関連イベント】
ホセイン・ゴルバ×水沢勉トークイベント
日時:10月9日 13:00〜14:00
※申し込み不要、当日はイベント終了後14:00に閉邸
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