裸体と原美術館 篠山紀信の写真展「快楽の館」が開催
篠山紀信 快楽の館 2016 © Kishin Shinoyama 2016

裸体と原美術館 篠山紀信の写真展「快楽の館」が開催

篠山紀信の写真展「快楽の館」が、原美術館で9月3日〜1月9日に開催される。本展では約30名のモデルを起用したヌード写真を展示。すべての出品作品は会場である原美術館で撮り下ろした新作となっている。


 1940年東京生まれの篠山紀信は、日本を代表する写真家のひとりとして、芸能人やスポーツ選手など多岐にわたる有名人を被写体にしてきた。とりわけ女性のヌード写真を撮影しており、これまで数々のセンセーショナルな話題を巻き起こしている。

 個展が決定した際に篠山が提案したアイデア「ここ(=原美術館)で撮った写真をここに帰す(=展示する)」が展覧会のコンセプトに決定。作品約60点はすべて原美術館で撮影され、そのうちの何点かは撮影されたまさにその展示室の壁面に掲げられており、写真における撮影された過去の「イメージ」と今ここで展示されている「現実」が同時に存在する、交錯的な鑑賞体験を見る者に与えるだろう。なお、2012年から全国を巡回している「篠山紀信 写真力」展とは対照的に、本展は「ここ(=原美術館)」でのみの開催となる。

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篠山紀信 快楽の館(森村泰昌の常設展示作品と) 2016 © Kishin Shinoyama 2016

 原美術館は、1938年に個人邸として建てられた西洋モダニズム建築。今回の撮影は展覧会の合間の休館中に行われ、何もない純粋な空間と躍動する裸体が篠山のカメラによって、同館は「快楽の館」に変貌を遂げている。

 また、常設展示されている森村泰昌や宮島達男、奈良美智の作品とのコラボレーションも見どころのひとつ。会期中はさまざまなイベントを予定しており、詳細は決定次第、公式ウェブサイト等で発表される。

篠山紀信展 「快楽の館」
会期:2016年9月3日~1月9日
会場:原美術館
住所:東京都品川区北品川4-7-25 
電話番号:03-3445-0651(代表)
開館時間:11:00~17:00
休館日:月休(9月19日、10月10日、1月9日は開館)、9月20日、10月11日、年末年始(12月26日〜1月4日)
入館料:一般 1100円 / 大高生 700円
URL:http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
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