音楽の聖地・シアトルの名所! EMPミュージアムレポート
EMP Museum

音楽の聖地・シアトルの名所! EMPミュージアムレポート

アメリカ西海岸のシアトルは、世界的に有名なIT企業やゲーム会社が集まるエリア。ギーク(geek)やナード(nerd)と呼ばれる、日本でいう「オタク」が多いとも言われています。そんなシアトルは、オルタナティブ・ロックというジャンルを生み出し、その代表的存在である「ニルヴァーナ」のカート・コバーンや、伝説のギタリストといわれるジミ・ヘンドリックスらを輩出した、音楽界の聖地でもあります。今回紹介する「EMPミュージアム」は、そんなシアトルならではのサブカルチャー・ミュージアムです。


「EMPミュージアム」は、万博跡地を利用した観光スポットであるシアトル・センターに立地し、世界中から多くの旅行者が訪れています。音楽をフィーチャーしたエリア、SFやファンタジー、ゲームを取り上げたエリアの2つに分かれ、あらゆるサブカルチャーを網羅したミュージアムです。

ロック界のカリスマの遺品から、ミュージシャン気分になれるアトラクションまで! 

 以前は音楽系のEMPとSF系のSFMに分かれていたこのミュージアムが、EMPに名を統一したのは、地元出身のカート・コバーンとジミ・ヘンドリックスに敬意を表したからでしょうか。彼らの遺品や写真、映像などといった生前の貴重な資料は、訪れたファンを感動させています。

 館内には、カート・コバーンによってステージで叩き壊されたギター、最初につくったデモテープ、一世を風靡したグランジ・ファッションの象徴とも言える彼のセーターが展示されています。ジミ・ヘンドリックスのシンセサイザーや愛用のギター・コレクションに、来館者は熱狂した青春時代へ引き戻されること間違いなし。

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写真提供=EMP Museum

 ロック音楽に心酔していた思い出を振り返ったところで、ミュージシャンを気取れるアトラクションへ。スタジオに入って、ドラム、ギター、キーボードなどの演奏体験ができます。観客に向けてパフォーマンスできるステージも用意。憧れのDJ機材を体験することも可能です。

 このアトラクションは、大人はもちろん、子どもたちにも大人気!  巨大スクリーンのある会場では、ライブ・ビューイングやフィルム・コンサートも定期的に開催されています。

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写真提供=EMP Museum

スター・ウォーズなど名作映画の小物や衣装がずらり!

 取材時には、SF&ファンタジー・エリアで「スター・ウォーズ」衣装展が開催中。入場が時間指定されても長蛇の列ができるほどの盛況ぶりで、コスプレーヤーもたくさん集まり、お祭り騒ぎとなっていました。

 この展示では、 ジェダイやプリンセス・レイアを始め、R2-D2やC-3PO、ヨーダにチューバッカ 、ストームトルーパーやダース・ベーダーまで、人気キャラクターの衣装や装置、パペットが勢ぞろい。汚れや質感もリアルで、テーマパークの着ぐるみとはまた違う、本物の魅力が感じられます。

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写真提供=EMP Museum

 SF映画のコーナーには、ほかにも『ターミネーター』や『バック・トゥー・ザ・フューチャー』、『ゴースト・バスターズ』など、誰もが見たことのある人気作の小道具や装置も展示されています。展示会場はまるで宇宙基地の中のような、近未来的なつくりとなっています。

 スクリーン操作でSFの歴史を学べるインタラクティブな展示では、『鉄腕アトム』や『機動戦士ガンダム』、『新世紀エヴァンゲリオン』など、ジブリ映画など日本のアニメや漫画も紹介されています。

ほかにもユニークな展示やアトラクションがいっぱい

 ハロウィンの季節ならではの、ホラーをテーマにした特別展示も見ごたえたっぷり。ホラー映画では『13日の金曜日』のジェイソンが被っているマスクから、『エイリアン』や『ザ・フライ』の装置、マイケル・ジャクソンが歌う「スリラー」のゾンビ衣装まで、マニアじゃなくても知っているであろう、豪華ラインナップ。展示物とともに、実際の映像も見られるようになっています。

 また、ファンタジー館では、魔女やプリンセス、騎士、ドラゴンなどが現れ、ロールプレイング・ゲームさながらの世界観に浸ることができます。シアトル近郊に現地法人を構える任天堂協賛のゲーム館では、ゲーム業界の歴史や背景を学びながら、実際にゲームが楽しめます。

 ちなみに、このミュージアムは著名な建築家、フランク・オーウェン・ゲーリーの設計で、その斬新な外観もインパクト大。大量のアルミニウムや鉄材を使った流線形のフォルムは、太陽光の角度により、その色合いを変化させていきます。館内にはレストラン・バーもあり、大人が1日遊べるエンターテインメント空間として、シアトルで人気のスポットです。

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EMP MUSEUM AT SEATTLE CENTER
325 5th Avenue N, Seattle, WA 98109
電話番号:206-770-2727
開館時間:10:00〜17:00
URL:http://www.empmuseum.org/

 アメリカ旅行を計画している方は、シアトルにも訪れてみては?

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