MoMAもルーヴルも身近に! 海外美術館のインスタグラム

MoMAもルーヴルも身近に! 海外美術館のインスタグラム

現在、多くの美術館が「インスタグラム」の公式アカウントを作成しているということをご存知ですか? 広告や文章での宣伝よりも雰囲気が伝わりやすく、イメージアップにもつながるため、インスタグラムを活用した宣伝は美術館やギャラリーで注目されはじめています。


 美術館といえば、実際に自分で足を運んでアート鑑賞を行う場所......と、多くの人が考えるのではないでしょうか? そこで紹介したいのは、写真からその美術館の雰囲気をリアルタイムで掴むことができる、世界の美術館の「インスタグラム」アカウント。

 ここ数年で、多くの美術館がインスタグラムの公式アカウント運営を開始しました。SNSの写真を通して様子を知れるようになり、世界中の名だたる美術館がより身近な存在になったのでは?

 その中でも、特におすすめのインスタグラムアカウントを、8つピックアップして紹介します。

1. MoMA

 MoMA(The Museum of Modern Art, New York)は、アメリカ・ニューヨーク市にある近現代美術専門の美術館。1920年代から「ザ・モダン」と呼ばれ、20世紀以降の現代美術の発展と普及に多大なる貢献をしてきました。このアカウントでは、館内の様子や展示してある作品、またイベントなどの動画を見ることができます。

2. The New Museum

 ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート(New Museum of Contemporary Art)は、比較的無名の芸術家の作品や、実験的な作品の展示を扱うことが多い現代美術専門の美術館。展示中の作品やアーティストの姿などがアップされています。

3. Tate

Tateさん(@tate)が投稿した写真 -

 テート(Tate)は、イギリス政府の持つ美術コレクションや近現代美術コレクションを所蔵・管理する組織。ロンドンなど、イギリス各地にある国立美術館を運営しています。このアカウントでは、印象的な作品を多数投稿し、紹介しています。

4. Gagosian Gallery

 ラリー・ガゴシアン(Larry Gagosian)というアート・ディーラーが創設した、世界でも指折りのギャラリーです。ニューヨーク、ロンドン、パリ、ローマ、アテネ、ジュネーブ、香港などの世界中に展開。作品を引きのアングルで写すことが多く、展示されている空間とともに紹介しています。

5. Amsterdam Tattoo Museum

 TATTOOをアートとして捉え、その歴史や関連グッズなどを多数展示した美術館。オランダ・アムステルダムの飾り窓地帯にあり、レディー・ガガも常連であるとのこと。投稿された写真を眺めるだけでも、タトゥーの歴史や彫師の仕事の様子を知ることができます。

6. The Louvre

 言わずと知れた、フランス・パリにある国立美術館。世界最大級の美術館であるとともに、世界最大級の史跡のひとつでもあります。ここでは、伝統的な絵画の写真を、詳しい解説とともにアップ。季節ごとに変化を見せる、美しい建築物としてのルーヴルにも注目です。

7. Los Angeles County Museum of Art

 LACMA(ラクマ)の愛称で親しまれている、西海岸最大の美術館。アメリカ芸術、ラテンアメリカ芸術、中国・韓国芸術、写真、ヨーロッパ芸術などの作品を展示しています。また、日本美術のパビリオンもあります。ここに投稿されている写真はとてもスタイリッシュで、それ自体がまるでひとつの作品のようです。

8. Museum of Sex

 アメリカ・ニューヨークにある18禁のミュージアム。動物行動学的側面から、各動物(人間を含む)の交尾方法や性行動に関する解説などがされています。ストレートな過激さを生かしたものから官能的な美しさを表したものまで、幅広く「性」に関係している写真をみることができます。

変わろうとしている美術館の在り方

 その場所に行かなくても、その様子を垣間見ることができる世界の美術館の公式アカウントたち。海外の美術館まで足を運ぶことはなかなかできませんが、インスタグラムによってより身近に感じられるようになるのではないでしょうか。

 世界の美術館をネットでみることができる「Google Art Project」や、美術館や文化施設のインスタグラム・プロモーションとして注目されている「empty」(「#emptymet」)など、遠く離れた場所からもアプローチが可能な試みも生まれています。メディア環境の変化とともに、美術館の在り方も変わりつつあるのかもしれません。

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